AfterShokz TREKZ AIR はよいのか?

 簡潔に言うととても良い。骨伝導式ということで耳を塞ぐことがないため、以下の点が主にあげられる。

1.道路を歩いている際も危険を察知することができる状態で音楽を楽しめる。
2.友人や家族との会話中も音楽を楽しめる。
3.子供が寝ている時や家事をしている最中も音楽を楽しめる。

 そのため、音楽好きな人にとっては私生活を妨げることなく音楽を楽しむことができるアイテムだ。

AfterShokz AIR を購入した経緯

 何年か前からか道路を歩きながらイヤホンをしていると危ないなぁと感じることが多くなってきた。車も静かになってきたり自転車がすぐ近くを通っているのにも気づかなかったりする。それから、音楽も聞けるし外の音も聞こえるヘッドホンがないかと興味を持ち出した。Twitterなどで骨伝導式ヘッドホンがでたという情報を1 〜 2年前に見て当時のモデルで AfterShokz TREKZ TITANIUM という商品があった。しかし、これを家電量販店で試聴した際は音量を最大にした時にちょっと音量不足を感じたため購入を見送ることにした。
 そして最近電車の車内広告で SONY の オープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセットSBH82D を見かけ再度外の音が聞こえるアイテムに興味を持ち出した。
ということで再度家電量販店に足を運ぶと以下の商品がきになりだして試聴を開始してみた。

  1. AfterShokz TREKZ TITANIUM
  2. SONY SBH82D
  3. SONY Xperia Ear Duo(XEA20)
  4. AfterShokz TREKZ AIR

 AfterShokz TREKZ TITANIUMとSONY SBH82Dは価格面からは合格ラインだったのだが最大音量時の力不足と防水性のなさで購入までには至らなかった。
 SONY Xperia Ear Duoは音量、防水性、携帯性、デザインと合格ラインだったのだがコスト面で他よりもやや高く断念。
 最終的にAfterShokz TREKZ AIR が音量、防水性、携帯性、デザインまたコスト面でも合格ラインとなり購入にいたった。現在ではさらに新しい AfterShokz Aeropex もAmazon等で手に入るがAfterShokz TREKZ AIRよりも高くなるのでやはりコスト面で購入までには至らないかと思うがプールでも使用できるという所には非常に興味がある。
 AfterShokz TREKZ AIRにしたのはもう一つだけ理由があって、私が大好きなゲーム METAL GEAR SOLID の第1作目で使われていた無線機の技術だからだ。この作品は1998年Play Station で発売されたのだがその技術が現在で製品化されて使用できるというのも大きな決めてではあった。(無線機ではないが)

電話応答 再生一時停止 曲送り ボタン

AfterShokz AIRを使ってみた良い点

1.軽くて長時間つけていても苦にならない
2.防水性が多少あるため夏場や運動時にも耐えられる
3.音楽を聞いた状態で外の音が聞こえるので安心
4.音楽を聞いていても子供の鳴き声や子供の声がけに対応できる
5.マルチペアリングに対応している

 最初に述べたようにやはりとてもいい。我が家にスピーカーなどで音楽聞く環境はあるのだが、まだまだ小さい子供がいる私はいつアンプの音量を最大にされてしまうかわからないため使用する機会がない。また、耳を塞ぐようなイヤホンヘッドホンだと子供の鳴き声や話しかけてくれた際も聞こえなくなってしまう。そのため、好きな音楽を聞く時間ががなかなか取れなかった。しかし、AfterShoktz AIRを使用することで好きなBGM聞きながら家事をしたり、妻と会話したり、子供たちともコミニュケーションをとることができるのでとても重宝している。

 「子供と接する時ぐらい100%子供と向き合ってあげなさい」という方ももちろんいるだろう。その考えももちろん間違いではないと思うし、それができる人はそれをやってもいいだろうと思う。だけど子育てはフルマラソンのようなものであり、全力で走るとすぐに疲れたり最悪ゴールできなくなってしまうものだと思う。だから私は状況に応じてうまく力を抜いたりして、自分の気持ちがいい状態を保つ工夫をした方が子供達や家族のためになると思う。だからこそ子育てをされていて音楽が好きな方にこの骨伝導式やオープンイヤーのシステムはとてもいいアイテムなのではないかと思う。

AfterShokz AIRを使ってみた悪い点

 1.骨伝導式ではあるけども音量を最大などにすると外に音が漏れが発生する。
 2.音量を最大にすると本体が振動するため耳がこそばゆいと感じる時がある。
 3.BlueToothのため動画を見るのには向かない。
4.人が多くいるような電波が混線しそうな場所では音が途切れることがある。
 5.お店などで音楽が流れている場合は外の音楽が気になって停止することになる
(AIRの音量をあげると音漏れしてしまうため)
6.使用するものにもよるが通常のイヤホン/ヘッドホンの方が音質はいい。

まとめ

 悪い点などはいくつかあるが、それは運用で回避する部分かとは思っている。音質に関しては音質のいい物と外の音がよく聞こえる物では目的が違うと思うので状況に応じて使いわければいいかと思う。(そのため¥15,000-以下で購入できる本商品にした。)それよりも良い点が優っていると考えるのでとてもおすすめなアイテムであり、特に子育て世代に心に安らぎをあたえてくれるアイテムではないかと考える。