どっぷりとカメラバック沼に浸かってしまっているフォトグラファーの小原聡太です。
今回は 単焦点とボディ+ α が入る本当に最小のカメラバックが欲しくて PeakDesignのEveryday Sling 3Lを購入。
まずはなんでこいつにしたかというところから。

Peak Design Everyday Sling 3Lにした5つの理由

1.必要最低限の容量のカメラバックが欲しかった。
ブログには書けていないのだが上記の理由でPeak Designのフィールドポーチを購入していた。フィールドポーチはA7系 + SEL35F28Z であればギリギリ入るは入るのだが、マジックテープでの開閉でありマジックテープの粘着力がそこまで強力でないこともあり不安があった。

2.ショルダータイプのカメラバックが欲しかった
 別の記事にも書いたのだがやはりショルダータイプはカメラへのアクセスがよいので軽装備ということもありショルダータイプが欲しかった。

3.フィールドポーチと組み合わせれば6Lの容量になる!?
 この用途はまだ検証していないのだが、エブリデイスリングのストラップ部分にフィールドポーチを通せば合わせて使える拡張性の高いカメラバックだと考えたから。

4. エブリデイスリング 10Lには iPadPro 12.9(第二世代)が入りにくかったから
 エブリデイスリング 10Lにも興味はあったのだが、店頭でUAGのケースに入ったiPadPro12.9 が入るか試したところストレスを感じるほど窮屈で入るかどうか試すのが嫌になるくらいだったから(ケース付きのため入らなかったのかもしれない)。 iPadPro 12.9やMacBookPro15 inchが入る鞄は他にもあるので最小限をという当初の目的を優先し10Lは候補から外した。

5.Peak Design だから
 え!?という理由かもしれないが私はPeak Designのアイテムを多く持っている。
 ・エブリデイバックパック 20L
 ・フィールドポーチ
 ・クラッチ
 ・リーシュ + スライド
 ・キャプチャー + キャプチャープロパッド
これらの製品はどれもカメラのことをとてもよく考えられており、信頼をおけるブランドだと判断したからだ。

Everyday Sling 3L 開封の儀

梱包が紙から袋に変わった様子。個人的には紙の方がエコな感じもして好きだった。

 ストラップにはスライドと同様のクイックアジャスターも付いている。またPDのロゴが入った金属の金具もいい感じ。
 私はスライドライトは持っていないのだがスライドとリーシュと比較すると中間位の太さなのでスライドライトと同じくらいの太さなのかもしれない。

 フィールドポーチも容量的には3Lなのだが、Everyday Slingは形がしっかりしているため自立する。また、チャックでの開封なので狙い通り安心感がある。そしてFlexFoldの仕切りが入っているためスペースを無駄なく使えそう。

 個人的に必要最小限の下記の物も入った。
 ・ A7系 + SEL35F28Z or A7系 + SEL50F18Z
 ・ブロアー
 ・モバイルWifi
 ・モバイルバッテリー
 ・財布
 バックの内側のチャックにもバッテリーやSDを入れる位の余裕はある印象。

 使いやすさは未検証だが、フィールドポーチもストラップ部分に装着でき、状況に応じて容量を拡張することもできる。

 そしてPeakDesignの代名詞と言えるのでないか?キャプチャーも左と右好きな方に装着可能。

 だが個人的にはこれが最大の悪い点!!キャプチャーがチャックに干渉してしまう。しっかりと寄せて装着させればチャックを開け閉めはできるが正直私はストレスを感じる。また、ここにキャプチャーを装着して肩を起点にカバンをスライドさせるのはキャプチャーが頑丈な作りとはわかっていても不安を感じるのでキャプチャーはプロパッドを使用してベルトで使う方が良いと個人的には思う。

Everyday Sling 3Lの良い点 悪い点

悪い点

 PeakDesignの代名詞というキャプチャーがチャックと干渉して使いづらいのはとても残念。フィールドポーチの装着箇所よりもしっかりしているので期待していたがそこだけは残念だった。

良い点

 やはりしっかりと作り込まれているため体のフィット感や容量以上の収納力を感じる点はさすがに良い!!

結論

 悪い点こそはあったが、ベルトにキャプチャーをつけるなどで運用回避が可能。そしてフィールドポーチと同じ3Lの容量にも関わらずFlexFoldや型がしっかりしているためそれ以上の収納力とチャックによる開閉が安心感を与えてくれる。
必要最低限の荷物を入れるにはとてもよくできたカメラバックでその名の通り毎日使えるカメラバックになりうると思う。