最近iPadをiPadOS13にアップデートしたのでショートカットというのを使ってみた。だけど、ちょっとわかりにくかったりするので誰かの役に立てればという気持ちでブログに書いてみる。

 ショートカットって?

簡単に言うといつもの作業を簡素化してくれるもの。例えば私がスナップに関するツイートをする時いつもなら
[小原のスナップ投稿工程]
1.Twitterを起動する。
2.過去の投稿を探して文章をコピーする。
3.Twitterから写真を選ぶ。
4.文章をペーストする。
5.微修正する。
6.投稿する。
という役6行程が発生していた。
しかし、ショートカットを使用すると

[ショートカットの工程]
1.ウィジェットからショートカットのスナップ投稿を起動する。
2.写真を選ぶ。
3.タイトルとタグを入力する。
4.投稿する。

たかだか2工程かしれないが省略することができる。しかし、文章を探すという工程が省かれる分省略されるタイムを結構なものだろう。

ショートカットの作り方

 では上記で説明したスナップ投稿のショートカットの作り方を解説していこう。

1.ショートカットアイコンをタッチしてショートカットを起動する。

2. 「+」 マークをタッチしてショートカットを作成を開始する。

3.検索欄に「写真」と入力して「写真を選択」をタッチする。

4.検索欄に「変数」と入力して「変数を設定」をタッチする。
(「i」マークをタッチして「よく使う項目」に設定しておく)

5.「変数『写真』を『写真』に設定」となるよう文字を変更する。
(変数というのは「写真」という箱を作ってその中に「写真」を入れるイメージ)

6.検索欄に「変数」と入力して「変数を追加」をタッチする。
(「i」マークをタッチして「よく使う項目」に設定しておく)

7.「『写真』を『写真と文字』に追加」となるよう文字を変更する。
(「写真と文字」という大きめの箱を作ってその中に先に作った「写真」という箱を入れるイメージ)

8.検索欄に「テキスト」と入力して「テキスト」をタッチする。
(「i」マークをタッチして「よく使う項目」に設定しておく)

9. Twitterに固定で載せたい文章やタグを入力する。

10. 「よく使う項目」から「変数を設定」をタッチする。

11.「変数を『文字』を『テキスト』に設定」となるよう文字を変更する。
( 「文字」という箱を作って、「テキスト」を入れていくイメージ)

12.検索欄に「入力」と入力して歯車マークのついて「入力を要求」をタッチする。
(「i」マークをタッチして「よく使う項目」に設定しておく)

13.『「質問」を尋ねる』を『「「タイトル」」を入力してください」を尋ねる』など自分がわかりやすい文章に置き換える。

14.「よく使う項目」から「変数を追加」をタッチする。

15.「『入力要求』を『文字』に追加」となるよう文字を変更する。
( 既に中身の入っている「文字」という箱に「文字」を追加で入れていくイメージ)

16.「よく使う項目」から「入力を要求」をタッチする。

17.『「質問」を尋ねる』を『「#メーカー #カメラ #レンズ を入力してください」を尋ねる』など自分がわかりやすい文章に置き換える。

18.「『入力要求』を『文字』に追加」となるよう文字を変更する。

19.「よく使う項目」から「テキスト」をタッチする。

20.Twitterに固定で載せたい文章やタグを入力する。

21.「よく使う項目」から「変数を追加」をタッチする。

22. 「変数を『文字』を『テキスト』に設定」となるよう文字を変更する。

23.「よく使う項目」から「変数を追加」をタッチする。

24.「『文字』を『写真と文字』に追加する」となるよう文字を変更する。
(既に作成して「写真」の箱が入っている「写真と文字」という大きめの箱に完成した「文字」という箱を入れるイメージ)

25.検索欄に「Twitter」と入力して「ツイート」をタッチする。

26.「『写真と文字』をツイート」となるように文字を変更する。

27.画面右下の「▶︎」をタッチして動作確認をする。

確認が終了して期待通りの挙動が確認できたらショートカットの作成完了。
上記はあくまで私仕様のショートカットなので各自でカスタマイズ(文章の変更や不要部分の削除)を加えていただきたい。

ショートカットの起動方法

ショートカットアイコンをタッチして作成したショットカットをタッチするか、ウィジェットのショートカットから作成したショートカットをタッチする。

まとめ

 最初にショートカットを作成するのは少し手間ではあるが、慣れてしまえば最高の時短術なのではないかと考える。毎日使用する内容の場合、1分短縮できると1年で約6時間の時間が浮くことになる。同じような作業が4個あるのだったら1年で24時間つまりは1日浮かせることができる。大げさかもしれないがショートカットを利用していけば自分の時間がどんどん作れるのではないかと考える。
 しかし、まだまだ手の届かないような部分もある。例えば公式の「Twitter」アプリの「キーワード」検索ではキードワードの文字列を渡せないなど(ただキーワード検索画面を開くのみ)。そのため、各アプリがショートカットの使い勝手をよくするよう改善をしていく必要がある。
 とにもかくにも今後の発展が期待できる機能であることには間違いない。

追記(20191008)

 何日か使ってみて下図のようになりました。
メーカー カメラ レンズ をリストで選択する形にし、Twitter → FaceBook → Instagram 順に投稿を継続するか確認する形にしました。

 ポイントは2つ
1.FaceBookに写真と文字を渡しても上手く行かないため、写真だけを渡して文字はクリップボードにコピーしておく。
2.Instagram を連続投稿の途中に持ってくると 投稿完了時に左上に表示される「ショートカットに戻る」をタップしないとその後のショートカットの内容が動作しないため。
 参考にしていただければと。

ショートカット画面1
ショートカット画面2
ショートカット画面3
ショートカット画面4